「証券会社社員」名乗り6500万円詐取容疑 61歳逮捕 奈良県警

2026/03/03 11:26 

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 高齢男性から株式投資目的と称して計6500万円をだまし取ったとして、奈良県警桜井署などは2日、神奈川県川崎市幸区矢上の会社員、越村賢治容疑者(61)を詐欺容疑で逮捕した。「多額の現金を受け取りました」などと容疑を認めているという。

 逮捕容疑は2025年12月29日と26年1月16日、「証券会社の社員」を名乗って受け子として被害者宅を訪問し、現金計6500万円をだまし取ったとしている。

 桜井署によると被害者の男性はもともと株式投資の経験者で、メッセージアプリ「LINE」で株式投資の情報交換をかたるグループに参加。「投資クラブの主宰者」「米国の証券会社社員」などを名乗る人物らの指示に従っており、越村容疑者が訪問する直前にも「投資資金を増額すれば多額の利益を得られる」といったメッセージを受け取っていた。

 今年2月4日に被害者から桜井署に被害届が出され、インターホンの画像などから越村容疑者が捜査線上に浮上した。被害者の男性は他にも現金計約7000万円を同様の手口でだまし取られており、桜井署などは特殊詐欺グループが関与しているとみて、他の受け子の特定や容疑者と特殊詐欺グループの接点などについて調べを進める。【喜多瑞輝】

毎日新聞

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