再開発計画白紙の中野サンプラザに新計画 2034年度完成目標

2026/03/10 18:31 

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 事業費の高騰で再開発計画が見直された複合施設「中野サンプラザ」(中野区、2023年7月閉館)について、区が2034年度完成を目標とする新たな計画を検討していることが区への取材で判明した。区は11日に区議会に報告する。

 当初の計画では、高層棟にオフィスやマンション、隣接する低層棟にホテルや最大7000人を収容できるホールが入る予定だった。しかし、事業費が上昇し、当初の1810億円から24年9月には3500億円を上回る見通しが判明し、25年に計画が白紙撤回された。

 区がまとめた資料によると、新たな計画では現在の建物を解体し、オフィス、住宅、商業施設、ホールなどが入る建物を建設することを検討。ホールは、音楽公演を主な用途とする3000~5000人規模を一つの案として示している。

 26年度中に事業計画を改定し、27年度に民間事業者を募集。30年度から解体・建設工事に入り、34年度の完成を目指している。

 一方、現在の建物を再利用する際に必要な大規模改修に関する調査について、「高額かつ長期間の作業となる蓋然(がいぜん)性が高いこと、区として再整備する考えであることから行わない」とした。【白川徹】

毎日新聞

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