「責任は軽くない」 酒気帯び運転の元県議に有罪判決 栃木

2026/03/19 21:29 

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 道路交通法違反(酒気帯び)の罪に問われた栃木県那須町の元県議、小林達也被告(58)の判決公判が19日、宇都宮地裁大田原支部であり、山下華穂裁判官は「安易な判断による行為の責任は軽くない」として拘禁刑5月、執行猶予2年(求刑・拘禁刑5月)を言い渡した。

 判決などによると、小林被告は1月23日、車を運転して宇都宮市内の飲食店へ行って飲食し、運転代行を利用して同市内の別の飲食店に移動、24日午前2時ごろまで飲食した。その後、車を運転して自宅に向かい、同3時5分ごろ、那須町内の県道で中央分離帯に衝突。同4時35分ごろ、目撃者の通報で駆けつけた警察官による飲酒検知で、1リットルあたり0・15ミリリットルを超えるアルコールが検出された。山下裁判官は「人を死傷させる危険性の高い行為で動機や経緯に酌むべき点はない」と指摘。一方「事実を認めて反省し、県議を辞職するなど一定の社会的制裁を受けている」として執行猶予付きの判決とした。

 小林被告は事件当時県議2期目。1月23日は衆院が解散して実質的な選挙戦が始まり、県議会も開会中だった。県議会では自民会派に所属、県連副会長や那須町副支部長を務めており、自民県連は25日、同町支部は27日、それぞれ除名処分とした。【藤田祐子】

毎日新聞

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