加速時に変化する音が人気 京王電鉄が「音鉄」向けイベント

2026/03/24 15:43 

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 京王電鉄(本社・東京都多摩市)は21日、電車の音を聞くのが好きな鉄道ファン向けのイベントを開催した。一般の乗客がいない特別運行の列車で制御装置などが作動する音を楽しんでもらう企画。「音鉄」と呼ばれる愛好者120人が参加した。

 特別運行したのは「GTO―VVVFインバータ制御装置」を搭載した10両編成の列車。30年以上前に導入され、最近は搭載車両が少なくなっている装置で、加速する時に変化する独特の音が音鉄の間で人気だという。

 列車は橋本駅とつつじケ丘駅の間を運行。10両のうち2両は「録音専用」とし、参加者が持参した録音機器を床に設置した。別の1両には床にシートを敷き、耳をあてて床下にある制御装置やモーターの音を聞けるようにした。参加者は床に横たわって普段は聞くことのできない音を堪能した。

 参加した川崎市の男性(40)は「乗客の声が混じらない制御装置の音を、生で聞いてみたかった。期待通りの音色でした」と話した。【鮎川耕史】

毎日新聞

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