「ノダフジ」が見ごろ 吉野の桜、高雄の紅葉と並ぶ美しさ 大阪

2026/04/19 09:45 

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 大阪市福島区の野田地区周辺で、「ノダフジ」が見ごろを迎えている。藤棚から垂れ下がり風に揺れる紫の房に、訪れた人もカメラに収めていた。23日ごろまで楽しめる。

 同区によると、周辺は江戸時代に「吉野の桜、野田の藤、高雄の紅葉」と三大名所に数えられたほか、豊臣秀吉も同地を訪れたと伝わる。太平洋戦争の空襲でほとんど焼失したが、大阪福島ライオンズクラブやボランティア団体「のだふじの会」をはじめ地域住民らが復活に取り組んだ。同会によると、今年も色鮮やかに咲き誇っているという。

 「のだふじ巡り事業連絡会」が発行するリーフレットでは29カ所を紹介している。毎年訪れるという吹田市の主婦、小松紀子さん(56)は「色も柔らかく上品で大好き。各地を巡るのが楽しい」と撮影に興じていた。のだふじの会顧問の藤三郎さん(86)は「歴史や物語を感じながら楽しんでもらえたら」と話した。

 19日には区内で最も広大な藤棚がある下福島公園で「のだふじまつり」(午前9時~午後3時)が開催される。【峰本浩二】

毎日新聞

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