「動物は喜びと癒やし」 天皇ご一家、世界獣医師会大会に出席

2026/04/21 16:45 

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 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは21日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれた第41回世界獣医師会大会の開会式に出席された。英語であいさつした天皇陛下は、人と動物、環境を一体的に捉える「ワンヘルス」の考え方を踏まえ、「人と動物の共通感染症への対応をはじめ、獣医師の方々の役割はより一層大切になってきている」と述べた。

 大会は世界各地の獣医学関係者が集い、動物の健康や福祉、公衆衛生の知見を学び合う。日本で開催されるのは31年ぶり。

 ご一家は3匹の保護犬や4匹の保護猫を飼ってきた。陛下は開会式のおことばで「動物たちと生活を共にし、多くの喜びや癒やしを享受してきた」と述べ、「家族にとってかけがえのない存在であり、動物の健康や幸せを守るうえで、獣医師の仕事に深く感銘を受けている」と語った。

 開会式後には基調講演があり、ご一家はインフルエンザウイルス研究の第一人者で北海道大名誉教授の喜田宏氏の話に熱心に耳を傾けていた。

 宮内庁によると、ご一家は講演後、日本獣医師会の蔵内勇夫会長ら大会関係者と懇談したという。【柿崎誠】

毎日新聞

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