静岡-ハノイ定期便が就航 搭乗客「富士山を見るのが楽しみ」

2026/04/28 22:40 

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 ベトナムの格安航空会社(LCC)ベトジェットエアが28日、首都ハノイと富士山静岡空港を結ぶ路線を就航した。週3回、それぞれ1往復する。

 静岡と東南アジアを結ぶ定期便は初めて。世界遺産のハロン湾などを有するベトナムへの観光需要を伸ばし、急増している訪日客を取り込む。

 記念式典で鈴木康友知事は「東南アジア路線の就航は悲願だったのでうれしい。多くの方に来県いただき、静岡の自然や温泉、食を堪能してほしい」とあいさつ。同社のタ・フー・タイン副社長は「地理的な距離を縮めるだけでなく、両国の結びつきを強めるものだ」と祝った。

 ハノイ発の初便は105人を乗せ、午前9時半ごろに静岡空港に到着した。家族4人で観光に来たチオ・クオ・マイさん(42)は「遅延もなくスムーズな旅だった」。東京と京都、大阪を回る予定で「静岡は東西どちらにも行きやすい。富士山を見るのが楽しみ」と笑顔を見せた。

 ハノイへ向かう便には159人が搭乗。藤枝市の会社員、レー・ティ・ハウさん(27)は帰省に利用し「名古屋か東京に行くしかなかったが直接帰れて便利。比較的早い時間帯に行き来できるダイヤもいい」と話した。【藤渕志保】

毎日新聞

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