旭川の17歳殺害事件 23歳被告が殺人罪否認 地裁初公判

2026/05/25 14:26 

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 北海道旭川市で2024年に留萌市の女子高校生(当時17歳)が川に転落させられ殺害された事件で、監禁と殺人、不同意わいせつ致死の罪に問われた旭川市の無職、内田梨瑚(りこ)被告(23)の裁判員裁判初公判が25日、旭川地裁(田中結花裁判長)で始まった。事件を主導したとされる内田被告は「殺意はありませんでした。橋からも落としていません」などと殺人の罪については起訴内容を否認した。監禁については認めた。

 起訴状によると、内田被告は自身の画像を被害者がSNSに無断で使ったことに腹を立て、24年4月18日夜から19日未明にかけ、留萌市の道の駅に来た被害者を車に乗せ暴行を加えて監禁。全裸にして旭川市の神居古潭(かむいこたん)のつり橋で欄干に座らせ動画を撮影し、「落ちろ」「死ねや」などと言って石狩川に転落させ、殺害したとされる。

 冒頭陳述で検察側は「首謀者かつ最も大きな役割を果たした」と指摘。「(被害者を)突き落とす直接的な行為が実際にあったとまでは主張しないが、被告らの言動によって実質的に橋から転落したと評価されるなら実行行為に当たる」と、殺人罪は成立するとした。

 弁護側は、被害者を留萌市の自宅に送り届けるつもりで神居古潭に立ち寄り、被害者をつり橋の上に置いて立ち去ったと主張した。

 初公判では23席の傍聴席の抽選に313人が並んだ。判決は6月22日に言い渡される。【横田信行】

毎日新聞

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