兵庫の母娘殺害、容疑者が警官に「人殺した」 事件発覚3日前に

2026/05/25 11:21 

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 兵庫県たつの市の民家で母娘が刺殺された事件で、娘に対する殺人容疑で指名手配された住所・職業不詳の大山賢二容疑者(42)が、事件が発覚する3日前、警察官に「人を殺した」と話していたことが、捜査関係者への取材で判明した。警察官らは話に具体性がないと判断し、容疑者がかつて住んでいた事件現場付近まで送っていたという。

 刺殺されたのは民家に住んでいた田中澄恵さん(74)と、娘の千尋さん(52)。県警によると、大山容疑者は13日ごろ、民家で千尋さんを刃物のようなもので何度も刺して殺害した疑いが持たれている。容疑者は約10年前まで、この家の隣に住んでいた。

 捜査関係者によると、大山容疑者は16日ごろ、兵庫県高砂市内の路上で寝ていたところを住民に通報され、駆け付けた警察官に「人を殺した」と話した。高砂署でも事情を聴いたが話がかみあわず、刃物なども持っていなかったため、事件現場の近くまで送り届けたという。

 事件は19日午前に、知人から連絡を受けて安否確認に訪れた警察官が2人の遺体を見つけて発覚した。県警は17日に現場付近の防犯カメラに映っていたところまでは把握したが、その後に行方が分からなくなり、23日に指名手配。顔写真を公開して行方を追っている。【山下理恵】

毎日新聞

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