青森の「宮越家」一般公開 大英博物館ゆかりのふすま絵も

2026/05/25 11:15 

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 貴重なふすま絵やステンドグラスで知られる青森県中泊町の旧家「宮越家」の春の一般公開が22日、始まった。

 9代当主・宮越正治は1920年、妻のために庭園「静川(せいせん)園」と、離れ「詩夢庵(しむあん)」を造った。静川園は枯れ山水と池泉庭園を融合したもので、文化人との交流を通して地主自らが差配して造ったと評価され、今年2月、国指定名勝に指定された。詩夢庵には、アジサイや松など和の風景を描いた美しいステンドグラスや、狩野派の絵師が描いたふすま絵「春景花鳥図」もある。このふすま絵は近年、英国の大英博物館所蔵の作品と一連のものだと分かった。

 開会式では、12代当主の寛(ゆたか)さんが「どれも大正時代に造られたもの。大正ロマンを感じてください」とあいさつ。入場者はガイドに案内され、趣向が凝らされた庭園や建物を堪能した。

 町内から訪れた女性(48)は「初めて来たがとてもきれい。町民として誇らしい」と話していた。公開は6月28日までだが、入場券は既に完売した。ふすま絵は7月以降、東京と大阪で、大英博物館の作品とともに展示される。【上東麻子】

毎日新聞

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