さっぽろ羊ケ丘展望台が27年春休業へ クラーク像も「お預け」

2026/05/25 16:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 クラーク博士の銅像で知られる観光名所「さっぽろ羊ケ丘展望台」(札幌市)を管理・運営する一般社団法人札幌観光協会は25日、施設の老朽化によるリニューアルのため、2027年4月から展望台を休業すると発表した。営業再開は28年夏ごろを予定している。

 羊ケ丘展望台は1959年に開設。札幌農学校(現北海道大)の初代教頭・クラーク博士の銅像「丘の上のクラーク」の前で、多くの観光客が銅像と同じポーズで記念撮影するなど、26年3月末までに延べ3230万人以上が訪れている。

 敷地内の「オーストリア館」(72年移設)や羊ケ丘レストハウス(85年建設)などの複数の施設が老朽化していたことから、協会は新型コロナウイルスの感染拡大収束以降の改修を検討。全施設を取り壊し、レストランや土産店などを集約した大型複合棟の建設を予定している。

 休業後は展望台に上る道路のゲートが閉鎖され、車や徒歩で入ることはできなくなる。クラーク像や羊の牧場はそのまま残るが、しばらく公開はお預けとなる。営業再開は工事が順調に進めば28年7月ごろとなる予定。

 斎藤圭介支配人は「(休業まで)残り1年に満たない期間だが、今の施設の姿を見られる最後のチャンスなので、ぜひ来てほしい」と話していた。【西本紗保美】

毎日新聞

社会

社会一覧>