栃木強殺の主導役と現場指示役、カンボジアの詐欺拠点で接点か

2026/06/01 20:06 

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 栃木県上三川(かみのかわ)町の強盗殺人事件で、主導役として公開手配された益田和彦容疑者(48)と、現場の指示役とされる横浜市の夫婦が過去に、カンボジアの詐欺拠点で接点があったとみられることが1日、捜査関係者への取材で判明した。

 捜査関係者によると、益田容疑者と、現場指示役とされる横浜市港北区の竹前海斗(28)、妻の美結(25)両容疑者の3人ともカンボジアの詐欺拠点にいたとみられるという。日本に詐欺の電話をかける「かけ子」をしていたという情報もある。

 カンボジアなど東南アジアでは近年、特殊詐欺の拠点が摘発され、現地当局に拘束された日本人が強制送還される事例が相次ぐ。こうした拠点では、標的とする日本人の氏名や住所、資産状況などを記した名簿や会話マニュアルが見つかっており、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)の関与が指摘されている。

 栃木、神奈川両県警の合同捜査本部によると、海斗容疑者は事件3日後の5月17日、羽田空港で韓国行きの航空機に搭乗する直前に確保された。韓国経由でフィリピンのマニラへ向かう予定だったという。益田容疑者は同じ17日に成田空港から中国へ出国。東南アジアに向かった可能性がある。【白川徹、藤田祐子】

毎日新聞

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