電動キックボード、通行禁止区間で自動停止 京都の河川敷で初

2026/06/23 17:34 

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 電動キックボードに乗って通行禁止区間を走ろうとすると、自動的に停止する――。「Luup」(ループ、東京)は23日、京都府や警察と連携し、全国初の取り組みを、京都市を南北に流れる鴨川の河川敷で始めた。

 車両に搭載したGPSを使って位置を把握し、鴨川河川敷を走行しようとすれば車両が止まる仕組み。同社によると、車が走らない場所で電動キックボードを自動停止させる取り組みは、世界でも例がないという。

 電動キックボードは2023年の改正道交法で「特定小型原動機付自転車」に位置づけられた。最高速度は時速20キロで原則、車道を走行する。府は条例で、鴨川河川敷での電動キックボードの通行を認めていない。

 しかし、同社や府によると、電動キックボードで鴨川河川敷を走行する人は後を絶たない。河川敷は歩行者も多く危険な上、観光客や住民らとのトラブルも懸念されている。同社は安全対策や京都の歴史ある景観も守ろうと、GPSを使った走行制御機能を初めて導入することにした。

 電動キックボードで走行して鴨川河川敷に入ると、車両から「走行禁止エリアです。車両を停止します」との音声が流れ、緩やかに停止する。同社の岡井大輝CEOは「観光客も多い鴨川。禁止場所と告知しても(河川敷に)気づかず入る人、意図的に入る人が混在する。なので自動的に止めてしまおうと今回の機能を導入した」と話した。【久保聡】

毎日新聞

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