宮内庁長官「重く受け止めている」 皇室典範改正案の閣議決定

2026/07/02 16:52 

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 宮内庁の黒田武一郎長官は2日、定例記者会見で皇室典範改正案が閣議決定された見解を問われ「長きにわたって議論が積み重ねられた結果として、閣議決定にいたったことを重く受け止めている。まずは法案の審議に適切に対処していきたい」と述べた。

 皇族数の確保を目的とした改正案では、女性皇族が結婚後も身分を保持し、旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする。この内容や国会での議論のあり方について、黒田氏は「私どもがコメントできる話ではない。どのような結論を出されるのかは国会の判断だ」と説明。静観する姿勢を改めて示した。

 皇室制度を巡る議論はこれまで堂々巡りが続き、皇室の縮小に何ら対策が取られてこなかった。黒田氏は「長い時間を経てここまできた」と経緯を振り返り、「何らかの方向性が出てきたらありがたい」との心境を明かした。

 黒田氏によると、国会の議論の状況や衆参両院がとりまとめた「立法府の総意」などについて、天皇陛下に適宜報告していたという。陛下は6月、皇后雅子さまとオランダとベルギーを公式訪問されており、改正案の見通しはその期間中に報告したという。【山田奈緒】 

毎日新聞

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