道頓堀ビル火災 府警、致死容疑は立件断念 消防隊員2人死亡
大阪・ミナミの雑居ビル火災を巡り、大阪府警は消防隊員2人を死亡させた重過失致死容疑の適用も検討したが、立件を断念した。府警は「複雑かつ特殊な状況が重なった火災で、たばこの不始末と隊員の死亡との因果関係を立証するのが困難だった」と説明する。
過失責任を立証するには、当事者が危険な結果を事前に予測できたかの「予見可能性」があったかどうかが重要になる。
今回の火災では、ポイ捨てされたたばこの火が、近くのゴミやエアコンの室外機に燃え移り、さらにビルの壁面看板を伝って急速に延焼したとされる。
大阪市消防局の事故調査委員会によると、爆発的な燃焼が起きる「バックドラフト現象」が建物内で発生し、逃げ遅れた隊員2人が死亡。今年1月の最終報告書では「現場では想定しがたい火災の進展だった」と指摘している。
府警はこうした経緯から、男性従業員がたばこを捨てる行為が隊員の死亡につながると予見することは困難だったと判断した。
過去にはたばこの不始末で重過失致死罪に問われた事例はあるが、アパートで上階の住民が亡くなるなど、出火原因と死亡の因果関係が明確な場合が大半だ。
また、府警は市消防局の対応についても不備がなかったか調べ、業務上過失致死容疑の適用を検討。複数の専門家の意見を聞いたが、バックドラフトの発生などを予見するのは極めて難しかったと結論づけた。
ある捜査関係者は「複数の要因が重なって被害が拡大した火災で、刑事責任を問うハードルは高かった」と話した。【大坪菜々美】
-
「夫から暴力」 妻への暴行容疑で45歳自称バレエダンサー逮捕
70代の妻に暴行したとして、札幌中央署は14日、札幌市中央区南5東3、ロシア国籍の自称バレエダンサー、アナトーリ・スタブロフ容疑者(45)を暴行容疑で逮捕した…社 会 3時間前 毎日新聞
-
寺社に油のような液体、被告が10件超の関与認める 地裁初公判
千葉県成田市の成田山新勝寺と香取市の香取神宮に2015年、油のような液体がまかれた事件で、建造物損壊罪に問われた住居不定で医師の金山昌秀被告(63)の初公判が…社 会 3時間前 毎日新聞
-
今年最多の全国170地点で猛暑日 16日にかけて暑さ続く
西日本と東日本は14日、高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上昇した。全国914の観測地点のうち、35度以上の猛暑日は170地点に上り、今年最多となった。気象庁…社 会 4時間前 毎日新聞
-
「人格権侵害認められず」 大飯原発差し止め訴訟 住民側が敗訴
京都府を中心とする42都道府県の住民約3500人が、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟の判決で、京都地裁は14日、請求を棄…社 会 4時間前 毎日新聞
-
大阪市、ごみ減量呼びかけ 処理能力低下で他自治体へ依頼検討も
家庭から出る一般ごみの処理が間に合わなくなる恐れがあるとして、大阪市がごみの減量に取り組んでほしいと呼び掛けている。他の3市とつくる組合で処理施設の整備や故障…社 会 5時間前 毎日新聞













