5世帯被害のクマか、岩手で1頭捕獲 「ほっとした」も警戒続く

2026/07/16 17:04 

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 岩手県雫石町で今月に入り、クマが複数の民家に侵入し、家の中の甘い物を食べた被害を巡り、同町は16日、15日夜にクマ1頭がわなにかかり、捕獲したと明らかにした。今後そのクマが民家に入った個体かどうか調べるが、鑑定には一定の時間がかかる見通しだ。地元では「ほっとした」という声が上がる一方、「周囲にはまだ多くのクマがいる。様子を見る必要がある」と警戒する声もある。

 町によると、町内では7月上旬から葛根田(かっこんだ)川の両岸の計5世帯で被害が相次いだ。クマは一つの家を昼夜にわたり計6度標的にし、他の家でもガラス戸を割って家にあるパンや砂糖を食べたり、土間に侵入したりした。町などは侵入された家の周囲に電気柵や箱わな、カメラなどを設置し、関係者らが見回りをしてきた。

 捕獲の知らせを受け、土間に侵入された現場の近くに住む30代の男性は「今度はいつ来るのか、と今月に入ってからは安心して眠れなかった。これでひとまず寝られる。捕まったのが侵入したクマだといいが」と語った。

 また6回自宅を狙われた山本光雄さん(70)は「ほっとしたがこの辺にクマはたくさんいる。まだ断定できず、今は家の食べ物はにおいが外へ出ない場所に置くように注意している」と話した。【工藤哲】

毎日新聞

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