受刑者3人に便宜で、賄賂を約束か 収賄容疑で刑務官逮捕 京都

2026/08/03 20:14 

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 京都刑務所(京都市山科区)で収容中の受刑者に便宜を図る見返りに賄賂の約束をしたとして、京都地検は3日、同刑務所刑務官の吉沢峻匡(たかまさ)容疑者(28)を収賄罪で、受刑者の下浜和希(34)、松本優(39)の両容疑者を贈賄罪でそれぞれ起訴した。また京都区検は受刑者のドス・サントス・ウェリントン・ルイス・ヒデアキ・ナガテ容疑者(42)を贈賄罪で略式起訴した。

 京都地検特別刑事部が7月14日に同容疑で4人を逮捕していた。

 起訴状によると、吉沢被告は3月1日、下浜被告ら受刑者3人の処遇について有利な取り計らいをする見返りに、第三者を介して現金20万円を受け取る約束をしたとされる。地検は4人の認否を明らかにしていない。

 下浜、松本両被告の代理人弁護士は、吉沢被告から現金を用意するよう強要されたとして贈賄罪は成立しないと主張。特別公務員暴行陵虐か公務員職権乱用の疑いがあるとして7月31日に京都地検に告訴状を提出した。

 代理人弁護士によると、下浜、松本両被告は、ナガテ被告の指示を受けた吉沢被告から携帯電話を渡され、「周りの者に連絡してお金を用意してくれ」などと要求された。下浜、松本両被告が他の刑務官に申告し、事態が発覚したという。

 京都刑務所は「公判の状況を見極めつつ、事実関係が明らかになった段階で厳正に対処する」とコメントしている。【大東祐紀、資野亮太】

毎日新聞

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