熊本県内の物流回復へ、一部除き集配再開 道路寸断で遅延続く

2026/08/03 21:01 

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 震度7の地震が起きた熊本県で滞っていた物流が、徐々に回復に向かっている。国土交通省によると、7月28日の地震後に5社の集配作業が停止もしくは遅延したが、8月3日時点で佐川急便や西濃運輸、福山通運の3社は集配停止地域がなくなり、日本郵便とヤマト運輸の2社は熊本県内の一部を除き集配を再開した。ただ、道路が寸断されている場所があるため、エリアによっては集配の遅延が続いているという。

 日本郵便によると、当初より影響地域は小さくなっているものの、3日午前9時現在で八代市などで66の郵便局の窓口業務が休止している。

 八代市や氷川、美里の2町、宇城市の一部を発着する「ゆうパック」の受け付けも依然停止しており、再開の見通しは不明という。通常の郵便物は同エリア内でも引き受け可能としているが、ポストからの回収作業はできておらず、配達は遅れるという。

 ヤマト運輸は、熊本県全域で集配を停止していたが、7月30日午前9時時点で一部地域を除き再開した。8月2日午前9時時点で停止しているのは、八代市の一部(鏡町、東陽町、泉町、千丁町)、宇城市小川町、氷川町。

 ただ、これらの地区を担当する「竜北営業所」までの「営業所止め」発送は受け付けている。広報担当者は「できるところからいち早く再開し、安全を最優先し、荷物を届けたい」と話す。関係者によると、4日から集配停止地域はなくなる見通しという。

 また、県内の一部地域を除いて集配を停止していた日本通運は3日に解除したが、小口のチャーター便は引き続き荷受けを停止している。

 日本通運によると、鉄道便はJR鹿児島線宇土―八代間の運転見合わせなどが続いているため、日豊線を活用した代行輸送を3日から開始した。一部のコンテナ船では、寄港先を八代港から博多港に変更し、対応を進めている。【中島昭浩、渡辺暢】

毎日新聞

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