特捜部の主任検事が「ポンコツ」とパワハラか 元検事が手記公表

2026/08/03 20:15 

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 大阪地検特捜部の主任検事からのパワーハラスメントがきっかけで検事を辞めたとする元検事の男性の手記が3日、公表された。2023年11月から約1カ月間、脱税事件の研修として地方の地検から捜査の応援に加わったが、捜査を指揮する主任検事から「ポンコツ」「事件を潰す気か」などとののしられたと主張している。

 元大阪地検検事正による部下への性暴力事件の被害女性が3日、東京都内で記者会見を開き、元検事から受け取ったA4判14ページの手記を公表した。主任検事はパワハラが認定されながら懲戒処分には至っていないと記し、元検事は「検察庁に絶望した」と訴えている。

 手記や会見によると、元検事は容疑者から自白をとれないことについて、主任検事から「なめられているから否認されるんだ」などと連日のように叱責され、精神状態が悪化したとしている。研修後に所属先の上司に被害を訴えたことで大阪高検の調査が始まったが、主任検事からの謝罪はなかったという。元検事は26年に辞職した。

 大阪地検と大阪高検は「手記の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできない」としている。

 記者会見した女性は自身の性被害とその後の検察の対応について第三者による調査を求めており、「検察の内部調査は無意味。再発防止のためにも第三者委員会による公正中立な調査・検証が必要だ」と改めて訴えた。【佐藤緑平】

毎日新聞

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