7月中~下旬の西日本、平均気温が過去最高 温暖化も影響

2026/08/03 18:53 

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 気象庁は3日、西日本(近畿~九州)の7月中~下旬の平均気温が1946年の統計開始以降最高となったと発表した。平年より中旬は2・9度、下旬は2・5度高かった。8月も熊本県を含む西日本を中心に気温がかなり高い日が多くなる見込みで、引き続き熱中症対策を呼び掛けている。

 気象庁によると、偏西風が日本周辺にかけて平年より北側を流れたことで、大陸からチベット高気圧が西日本上空に強く張り出した。さらに、太平洋高気圧の西側の縁から暖かい空気が西日本へ流れ込み、高温をもたらしたという。

 ◇温暖化ない場合の高温発生確率は…

 地球温暖化も影響したとみられる。

 異常気象への気候変動の影響を分析する研究者有志の団体「極端気象アトリビューションセンター」も3日、7月中~下旬の記録的高温について分析結果を発表。温暖化がなかったと仮定した場合、観測された高温の発生確率はわずか0・006%で、「1万年に1回より頻度の少ない、ほぼ発生しえないレベル」だったと明らかにした。

 共同代表の今田由紀子・東京大大気海洋研究所准教授(気候力学)は「今回の高温は人間活動が原因と科学的に示された。温暖化の責任を重く受け止めなければならない」と話した。

 今夏の暑さは全国的なもので、気象庁によると、35度以上の猛暑日を記録した地点は2日時点で全国延べ4406カ所。過去最も多かった2025年に次ぐ多さという。40度以上の酷暑日も25年の30地点に次いで多い27地点で記録。7月21~25日には、東海地方で国内で初めて5日連続の酷暑日となった。【荒木涼子】

毎日新聞

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