原爆犠牲者を悼み平和願う 長崎の爆心地近くの川で万灯流し

2026/08/09 21:48 

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 長崎市の爆心地近くの下の川と浦上川沿いに約700個の灯籠(とうろう)を並べ、原爆犠牲者を慰霊する「万灯流し」が9日夜、あった。

 被爆翌年の1946年8月、爆心地近くの駒場町の自治会長だった故・滝川勝さんが、無縁遺骨になり精霊流しで送られることもない人を弔うために始めた。現在は長崎原爆殉難者慰霊奉賛会が実施している。

 同会の本田魂会長(82)は「人手不足で何度も中止の声が上がったが、何とか80回を迎えられた。亡くなった方たちに、被爆都市は長崎で終わりにすると誓い、今年も灯籠を並べる」と語った。

 市立城山小5年の川崎はなさん(10)は、ピースサインをする女の子を灯籠に描いた。「ピースは英語で平和の意味。みんなが笑顔で争いがなくなるよう願って描いた。小さな争いが戦争のもとになるので、他人に優しく、言葉遣いに気をつけて、身近なところから紛争がなくなるように行動したい」と話した。【添谷尚希】

毎日新聞

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