和歌山市長選、元県議の尾崎太郎氏が初当選 元職の旅田氏敗れる

2026/08/09 23:08 

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 任期満了に伴う和歌山市長選は9日投開票され、元県議の尾崎太郎氏(61)が、元市議の浜田真輔氏(64)▽元市議の芝本和己氏(58)▽元職の旅田卓宗氏(81)▽元県議の片桐章浩氏(64)▽映像制作会社役員の幸前青空氏(25)――の5人を破って初当選した。当日有権者数は29万3770人(男13万7537人、女15万6233人)で、投票率は37・04%(前回31・54%)だった。【和歌山市長選取材班】

 膵臓(すいぞう)がんを公表し、治療しながら公務を続けてきた3期目の現職、尾花正啓氏(73)は3月に今回の市長選への不出馬を表明した。尾崎氏ら新人5人と、市長選に4度当選した実績があり、返り咲きを狙う元職の旅田氏がいずれも無所属で立候補する混戦となったが、最後に尾崎氏が抜け出した。

 父吉弘氏(故人)が1995~98年に和歌山市長を務めた尾崎氏は、和歌山市出身で学習院大卒。証券会社勤務、和歌山市議1期を経て、2003年の県議選で当選すると、6期目途中の今年7月に市長選に出馬を表明。親子2代の当選を目指すこととした。

 市内を流れる河川を浄化し「和歌浦を日本一の干潟に再生する」と掲げた他、繊維や化学などの地場産業を活性化してふるさと納税を倍増すると訴えた。

 市長選は保守分裂含みとなったが、告示日の2日にあった出陣式では首長や県議、市議ら十数人が訪れ、約1000人(陣営発表)が集まった。計27年の政治経験や所属する自民党でのキャリアをアピール。「政府とのパイプを築いてきた。国、県、市が一体となって『市民の笑顔をふやす』政策を進めていく」と力を込め、着実に支持基盤を固めた。

毎日新聞

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