10市で震度5弱の茨城で1人負傷 漏水などの被害相次ぐ

2026/08/23 17:26 

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 23日未明に発生した茨城県南部を震源とする最大震度5弱の地震で、県内では取手市で1人が負傷し、漏水などの被害が相次いだ。県内で震度5弱以上の地震を観測したのは県北部が震源で日立市で震度5弱だった2024年8月の地震以来。気象庁は約1週間、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけている。

 県内で震度5弱を観測したのは古河▽龍ケ崎▽下妻▽常総▽取手▽牛久▽つくば▽筑西▽つくばみらい▽小美玉――の10市。その他の自治体では震度4や3などだった。

 取手市や県によると、市内の80代女性の顔に地震ではがれた寝室の石こうボードが当たり軽傷を負った。同市双葉の空き店舗兼住宅では外壁の一部が崩れ、道路に落下。隣に住む女性(77)によると、この住宅は約30年前から空き家になっていた。地震が起きてから約30分後に大きな音がしたという。「揺れてからしばらくたって、ドタドタドタというものすごい音がしたので、何か倒れたかと思って驚いた。このあたりは元々商店街で、うちも同じ外壁を使っているので心配だ」と話した。

 ◇市役所や駅も

 牛久市では市役所2階執務室の天井の一部(縦約2メートル、幅約50センチ)がはがれ落ちたり、防火扉が閉まったりする被害があったが、市の業務に影響はなかった。国の重要文化財に指定されている「牛久シャトー」では本館2階のしっくいが一部はがれ落ちたほか、レストランのバックヤードに保管されていたワインの瓶が5本程度落下し、割れて散乱するなどの被害があった。

 龍ケ崎市ではJR龍ケ崎市駅東口のエスカレーター天井が破損。つくば市では上水道マンホールから漏水した。震度3だった東海村にある日本原子力発電東海第2原発など原子力関連施設に被害はなかった。

 JR東日本水戸支社によると、常磐線と水戸線で運休や遅れがあり、計約1万650人に影響が出た。他の鉄道でも遅延が起きるなどした。【鈴木敬子、酒造唯、鈴木美穂】

毎日新聞

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