障害者支援施設職員が利用者2人へ暴行 懲戒解雇 大分・豊後大野

2026/08/26 18:52 

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 大分県豊後大野市で社会福祉法人が運営する障害者支援施設で、職員が知的障害のある利用者2人に対して暴行を加える虐待をしたとして、懲戒解雇されていたことが関係者への取材で判明した。豊後大野市は調査の結果、虐待があったと認定し、施設側に再発防止策を提出させた。

 豊後大野市や県などによると、6月末に関係者の通報で虐待の疑いのある事案が発覚した。その後、施設の内部調査で20代の正規職員の男性が、入所していた知的障害のある40代男性に暴行を加えていたことが明らかになった。

 被害者の男性は顔に軽傷を負っていたが、施設側は当初、事故として処理していた。さらに調査の過程で、同じ職員が通所で利用していた別の20代男性にも、暴行を加えていたことが判明。職員は2件の暴行をいずれも否定したが、施設は他の職員らへの聞き取りなどから虐待があったと判断し、7月に懲戒解雇した。

 施設からの報告を受け、豊後大野市は施設を訪問して改めて職員らに聞き取りするなど事実確認し、被害者2人に対する身体的虐待を認定した。施設は被害者の家族に謝罪し、建物内に防犯カメラを設置するなどの再発防止策を市に提出した。

 施設長の男性は毎日新聞の取材に「専門意識が薄れていた。これまで築き上げてきた信頼を一気に失墜させてしまい、大変申し訳ない」とコメント。豊後大野市社会福祉課は「同様の事案が起こらないよう、改善経過を継続して確認していく」とし、行政処分などの対応は県と協議するとしている。【岡田愛梨、山口泰輝】

毎日新聞

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