中国で「ホルムアルデヒド漬け白菜」見つかる 告発動画で発覚

2026/08/26 17:07 

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 中国東部・河北省張家口市康保(こうほ)県で、発がん性物質のホルムアルデヒド入り溶液に浸された白菜の出荷が判明し、波紋を呼んでいる。国営新華社通信によると、地元警察当局が捜査に乗り出したほか、中国政府も全国の地方政府に対し、白菜など生鮮野菜の検査を指示した。中国から白菜を多く輸入する韓国も、水際検査を強化したと報じられている。

 ◇当局「動画は事実」

 中国メディアによると、インターネット上に投稿された告発動画で発覚。作業員が収穫された白菜を溶液に浸し、トラックに積み込む様子が撮影されていた。康保県当局は22日、「動画は事実」と発表し、鮮度を保つために買い付け業者が行っていた「違法行為」だと指弾した。

 ホルムアルデヒドは常温では無色透明の刺激臭がある気体で、水に溶けやすい性質がある。世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)は、ヒトに対し発がん性がある「グループ1」に分類している。中国でも食品への使用は法律で禁止されている。

 ◇韓国、輸入検査を強化

 新華社によると、中国政府は問題発覚を受け、白菜の流通経路を追跡し、問題となった白菜の市場への流入を防ぐと強調。全国での生鮮野菜の検査も行い「食の安全をしっかりと守る」と訴えた。中国のSNSでは、卸売業者が生の白菜を食べ、安全性を訴える動画も広まっている。

 また、韓国メディアによると、韓国は24日から中国産白菜の輸入検査を強化。中国産のキムチなどについても検査を行っている。韓国が輸入するキムチの99%は中国産とされ、韓国国内でも懸念が広まっている模様だ。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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