腕が二つに… 重文阿弥陀如来坐像、修理中に破損 文化庁

2026/08/31 17:56 

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 文化庁は31日、国が所有する重要文化財「木造阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)」の修理中に右前腕が破損したと発表した。

 木造阿弥陀如来坐像はヒノキ製で、1147年につくられた。文化庁によると、京都市の京都国立博物館内で前腕を取り外して修理しており、前腕の接合面に差し込まれた部材を取り外すため、少量の湯でふやかした上で木づちで部材をたたいたところ、指先から約30センチの位置で二つに割れた。

 文化庁の担当者は、表面からの観察では分からない場所で損傷が進行し、わずかな衝撃によって割れたとみられるとし、「つくられてから1000年近くたっており、木材自体が傷んでいた。作業は細心の注意を払い、通常の工程で進めていたが、毀損(きそん)が生じたのは残念だ」と述べた。今後、漆などを使って修復する。【斎藤文太郎】

毎日新聞

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