火災で焼失の石川・輪島朝市跡地で出店復活イベント 地震後初

2026/09/13 15:54 

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 2024年元日の能登半島地震に伴う大規模火災で焼失した石川県輪島市の朝市通り周辺で13日、一日限定で朝市が復活するイベントが開かれた。周辺での出店は地震後初めて。朝市おなじみのオレンジ色のテントが並び、地元住民や観光客でにぎわいをみせた。

 この日は海に近い、朝市通り近くで、朝市や商店街の店主らが出店。約15年前から朝市で輪島塗を売る店を構える坂正三さん(72)は「海の匂いを感じると『戻ってきたな』と感じる。まだ復興までは時間がかかるが、そのときまで頑張りたい」とうれしそうに話していた。

 日本三大朝市の一つといわれる輪島朝市は商店街がある朝市通りに露店が軒を連ね、観光名所として人気を集めていたが、地震による建物の倒壊や火災で更地になった。

 跡地一帯では今春、区画整理が始まり、27年春には朝市通り沿いに商店街復活の拠点となる商業施設4棟が完成する予定だ。朝市は新たに整備される多目的広場で開催される見込みとなっている。今回は施設開業に先駆け、にぎわいのきっかけを作ろうと、商店街店主らで構成する実行委員会が企画した。

 実行委員長で本町商店街振興組合理事長の高森健一さん(64)は「地震後、焼け野原になって『これからどうしようか』という状況からここまで来た。最初の一歩だが、これからにぎわいを取り戻していけたら」と話していた。【岩本一希】

毎日新聞

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