高額求人でミャンマーの特殊詐欺拠点へ 日本人大学生2人を保護

2026/10/03 20:28 

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 タイ警察は2日、タイから隣国ミャンマーの特殊詐欺拠点に連れ込まれ、詐欺の電話をかけるよう強要されていた日本人男子大学生2人を保護したと発表した。

 タイ警察によると、2人は交流サイト(SNS)で、タイで数日働けば高収入を得られるとうたう求人広告を見つけ、メッセージアプリを通じて勧誘を受けた。航空券や宿泊費も負担すると持ちかけられたが、渡航を取りやめようとすると殺害をほのめかして脅されたという。

 2人はいずれも20代前半で、観光客としてタイに入国後、西部の国境地帯を経てミャンマー側の詐欺拠点に連れ込まれた。

 拠点では、日本の高齢者に政府職員や警察官、検察官などを装って1日数百件の電話をかけ、金をだまし取るよう強要された。携帯電話を没収され、賃金も支払われず、別の国に送るなどと脅されたという。

 2人は家族に助けを求め、在タイ日本大使館から要請を受けたタイ警察が救出した。拠点では約2000~3000人が詐欺に従事していて、大半は中国人だった。日本や中国、米国などを標的にしていたという。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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