決勝進出目指し、シード4校激突 全国高校ラグビー 5日に準決勝
全国高校ラグビー大会(毎日新聞社など主催)は第6日の5日、東大阪市花園ラグビー場で準決勝2試合が行われる。
第1試合は、連覇を目指すAシードの桐蔭学園(神奈川)と、準優勝した第101回大会(2021年度)以来3大会ぶりに4強入りを果たしたBシードの国学院栃木が対戦する。
第2試合は地元大阪勢対決。東海大大阪仰星(大阪第2)は優勝した第101回大会以来、3大会ぶりの決勝が懸かる。常翔学園(大阪第3)も頂点に立った第92回大会(12年度)以来、12大会ぶりとなる決勝進出を目指す。【深野麟之介、皆川真仁】
◇準決勝(AはAシード、BはBシード)
◇B国学院栃木―桐蔭学園A(12時45分)
国学院栃木の堅いディフェンスを桐蔭学園がいかに崩すか。桐蔭学園はウイング(WTB)草薙拓海(3年)らバックス陣の決定力がポイントになる。司令塔のスタンドオフ(SO)丹羽雄丸(たける、3年)は視野が広く、キックパスを効果的に使いたい。国学院栃木は組織的防御に磨きがかかっている。主将のロック笹本直希(3年)を中心に守り抜き、少ない好機を得点につなげたい。
◇B東海大大阪仰星―常翔学園B(14時半)
花園常連の大阪勢対決。東海大大阪仰星はスタンドオフ(SO)吉田琉生(3年)を中心に、FWとバックスが一体となった素早いパス回しが持ち味だ。NO8米谷翔馬(1年)は2試合連続トライで勢いに乗る。常翔学園は3回戦、準々決勝と粘り強い防御が光った。プロップ佐々木大斗(はると、3年)ら強力FWがスクラムなどのセットプレーで優位に立てるか。主将のNO8井本章介(3年)は推進力に加えてパスやキックの精度も高い。
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