「史上最高へ」が目標 サッカー・アルビレックス新潟が新体制で会見

2025/01/09 20:55 

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 サッカーJ1・アルビレックス新潟は9日、新潟市北区文化会館で2025年シーズンの新体制発表記者会見を開いた。今季から指揮を執る樹森(きもり)大介監督(47)は「新潟スタイルをさらにレベルアップさせたい。選手たちには『新潟史上最高へ』という目標を伝えた。2007年6位の最高順位を目指したい」と決意を語った。【神崎修一】

 会見に出席した新加入選手8人は今季の活躍を誓った。稲村隼翔(はやと)選手(22)は、東洋大在学中の23年から特別指定選手として新潟に加わった。左利きのDFで、昨季はYBCルヴァン・カップ準優勝に貢献した。今季から正式加入となり、稲村選手は「昨季は悔しい思いをした。今季は新鮮な気持ちでサポーターを楽しませたい」と語った。

 U17(17歳以下)日本代表の経験があるFW若月大和選手(22)は、昨季J2山口でリーグ戦34試合で7得点を挙げた。若月選手は「ドリブルやスピードが武器。勝利にすべてをささげたい」とアピールした。J1柏からMF落合陸選手(25)やJ2徳島からDF森昂大選手(25)ら実力者も補強した。

 GK内山翔太選手(18)は新潟市中央区出身。新潟のU18チームからトップチームへ昇格した。内山選手は「特長はジャンプ力を生かしたセービング。フレッシュな気持ちで盛り上げたい」と意気込みを示した。

 昨季のリーグ戦は10勝16敗12分けの勝ち点42で、20チーム中16位に終わった。アルビレックス新潟の中野幸夫社長は今季のチームスローガン「改革で前進を!!」を発表し、「今まで積み重ねてきた歴史も含め、改善を加えてチャレンジする。ダイナミックに改善するという思いを改革という言葉に込めた」と説明した。チームは13日から宮崎県などでキャンプを実施。開幕戦は2月15日、アウェーで横浜マと対戦する。

毎日新聞

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