横綱・照ノ富士が右膝と腰の痛みで休場 大相撲初場所5日目

2025/01/16 18:59 

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 大相撲の横綱・照ノ富士(33)=伊勢ケ浜部屋=が16日の初場所(東京・両国国技館)5日目から休場した。休場は3場所連続。報道陣の代表取材に応じた師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)によると、右膝と腰を痛めたという。

 照ノ富士は初日の若隆景戦で力なく敗れた。2、3日目と連勝したものの、4日目には翔猿に敗れ、2敗目を喫していた。

 照ノ富士は4日目の取組後、休場を申し出たという。伊勢ケ浜親方は「(右膝に)水がたまって腫れ、曲がらない。(患部を)かばっているうちに腰の痛みが出た」とし、「稽古(けいこ)が足りなかった。『体調がいい』ということで出場させたが……」と語った。

 慢性的な膝の痛みや糖尿病に苦しみ、昨年の秋場所から2場所連続で全休。3場所ぶりに復帰したものの、序盤での休場となった。【岩壁峻】

毎日新聞

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