フィギュアスケート女子で世界ジュニア選手権２連覇中の島田麻央選手（京都・木下グループ）が、２７日から岡山県で開催の国民スポーツ大会冬季大会を欠場することになった。右足に張りが出たためという。所属マネジメント会社が２７日に発表した。

　１６歳の島田選手は昨年１２月の全日本選手権でジュニアながら２位。２２日まで行われた全国高校総体では愛知・中京大中京の１年として出場し初優勝した。２月２６日からハンガリーで行われる世界ジュニア選手権では男女通じて初の３連覇が懸かる。

　島田選手は「インターハイの全日程を終えてほっとした時に右足に張りを感じ、セルフケアなどで改善できるように全力を尽くしてまいりましたが、今後更なる『挑戦』を重ねていくためにも、欠場というとても悔しい決断に至りました。次の大会では、応援してくださる皆さまに喜んでいただける、私自身も笑顔で終えられるような演技ができるようにしっかり治し、トレーニングと練習に励んでいきたいと思います」とコメントした。【倉沢仁志】