日本スケート連盟「哀悼の意」 衝突の米旅客機にフィギュア関係者

2025/01/31 17:20 

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 米首都ワシントン近郊で1月29日夜に米軍ヘリと小型旅客機が衝突した事故で、小型旅客機に多数のフィギュアスケート関係者が搭乗していたことを受けて、日本スケート連盟は31日、長島昭久会長名で英文と日本語によるコメントを発表した。

 書面では「日本スケート連盟および日本のスケートコミュニティ全体を代表いたしまして、この悲惨な出来事に影響を受けた選手、コーチとそのご家族、ご友人、同僚のみなさまに心から哀悼の意を表します」とし、「私たちはこの困難な時期にUSフィギュアスケートと団結し、この大きな損失に悲しむすべての人々に支援と思いを捧(ささ)げます」と結んだ。

 今回の事故を受けて、ネット交流サービス(SNS)では、米国選手を中心に各国のフィギュアスケーターが言及し、連帯を示している。男子の世界王者、イリア・マリニン選手(米国)は自身のインスタグラムのストーリーズで「この事故で仲間のスケーターを失った悲劇に心を痛めています。フィギュアスケートのコミュニティーは家族で、この喪失は言葉にできないほどです」などと投稿。日本選手も日本連盟のコメントや、米フィギュアスケート協会の声明などを引用している。【倉沢仁志】

毎日新聞

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