高校女子サッカー3連覇 藤枝順心がパレード、市民らが快挙祝福

2025/02/01 19:31 

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 兵庫県で1月12日まで開催された第33回全日本高校女子サッカー選手権大会で大会史上初の3連覇を達成した藤枝順心高サッカー部の優勝報告会が1日、静岡県藤枝市のJR藤枝駅で行われた。駅前から学校へ向かう道路ではパレードも実施され、市民ら約1000人が快挙を祝福した。

 報告会で藤枝市の北村正平市長が「サッカー王国・静岡、サッカーのまち・藤枝の県民、市民に元気と夢を与えてくれた」と、選手らをたたえた。サッカー部主将の佐藤ふうさん(3年)は「スペシャルで最強な集団を目標にしてきた。選手だけでなく、皆さんのおかげで成し遂げられた」とあいさつ。「もっともっと、藤枝の活力になれるよう、これからも頑張る」と力強く語った。

 パレードは短期留学中の1人を除く選手85人が参加し、手を振るなどして沿道の声援に応えた。中村翔監督は「互いに引き立て合い、補い合えるチーム。レギュラーメンバーだけでなく、皆で過ごした日々がこの結果を生んだので、全員で歩けて良かった」と話した。

 藤枝順心は全日本高校女子サッカー選手権大会で全6試合零封勝ちして3年連続8回目の優勝を果たし、夏の全国高校総体と合わせて5季連続全国制覇を達成した。【藤倉聡子】

毎日新聞

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