優勝の横浜・村田監督「あの1球に思いが伝わった」 センバツ

2025/03/30 15:31 

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 第97回選抜高校野球大会は最終日の30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、19年ぶり4回目の優勝を果たした。

 横浜の村田浩明監督の試合後の主な談話は次の通り。

 ◇横浜・村田浩明監督

 <母校を率いての頂点>

 今日、この甲子園球場にたくさんのOBの方々の声が届きました。皆さまの力のおかげで選手たちが躍動してくれて、横浜高校の絆を感じました。ありがとうございます。

 <勝敗を分けたポイントはどこか>

 智弁和歌山さんは全国トップクラスのチーム。そういうチームと、この甲子園の舞台でやれる幸せを感じて、渡辺投手を中心に守りが堅く、攻撃陣も長打のある体の大きな打者もたくさんいましたが、横浜高校らしい攻撃、守備からリズムを作ることを徹底してできたことが、この結果につながりました。

 <六回の継投はどんな狙いだったのか>

 織田、奥村(頼人)という投手が目立っていますが、うちには片山、前田、山脇、山本、小野、池田と、いつでも(投手として)行ける準備をずっと常日ごろからしていました。

 試合に出られなくても必死になって練習して、「いつか出た時」にということで準備してきたことが、あの1球に思いが伝わったと思います。本当に選手に感謝しています。

 (夏に向けて)春はまだ通過点です。夏に、本当に完成したチームでこの甲子園球場に戻ってきて、一戦一戦戦って、20人以外のスタンドの選手たちも一丸となってOB、保護者、学校関係者の皆さまが一枚岩になってまた夏、目標を定めて頑張りたいと思います。

毎日新聞

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