ラグビー女子日本代表、19日にスペイン戦 W杯メンバー最終選考

2025/07/18 21:30 

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 ラグビー女子日本代表は19日に北九州市でスペイン代表とのテストマッチに挑む。8月下旬に開幕するワールドカップ(W杯)イングランド大会のメンバー発表を約1週間後に控え、W杯に出場する選手の最終選考にもなる。

 スペイン戦までの日本代表36人が、W杯メンバー32人に絞られる。スペイン代表は、今回のW杯で3戦目に対戦する相手でもあり、前哨戦にもなっている。

 重要な一戦を翌日に控えた18日は、福岡市の強化拠点「JAPAN BASE」で最終調整を行った。練習では、ポジションごとに試合での連係などを確認。その後は先発メンバー全員でキックオフや攻撃時の動き方などを確認した。

 2021年のW杯ニュージーランド大会にも出場し、19日はプロップで先発する北野和子選手(25)は「目の前にW杯もあるがまずはチーム全員がこの2試合に集中している。スクラムやモールでは、日本の強みの『低さ』を意識してチーム全員で押したい」と気持ちを高ぶらせた。

 一方、WTBで先発する早大の松村美咲選手(20)は、股関節のケガからの代表復帰戦。「試合に向け良い準備ができている。男子代表と同じくらい女子でもキックの重要性や比重は大きいので頑張りたい」と意気込みを話した。

 試合は19日18時、ミクニワールドスタジアム北九州でキックオフ。スペイン戦は26日(東京・秩父宮)にも予定され、27日にはW杯のメンバーが発表される。【林大樹】

毎日新聞

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