審判が白帽子で登場 なぜ? 出場校にも白色変更の波 夏の甲子園
5日に開幕した第107回全国高校野球選手権大会の開幕試合、創成館(長崎)―小松大谷(石川)で、審判たちが従来の黒、紺色ではなく白色の帽子を着用してグラウンドに立った。
今夏から、暑さ対策のために大会の審判委員が白色の帽子を着用している。白を基調とし、つばは紺色。日本高校野球連盟の旗に描かれる「F」のマークも刻まれている。
審判だけでなく、熱中症対策のために白に変更する動きは出場校にも見られる。
全国最多41回目出場の北海(南北海道)は夏の甲子園限定として、帽子やアンダーシャツなどを濃紺から白を基調としたスタイルにして試合に臨む。
31回目出場の県岐阜商は岐阜大会で紺色だった帽子を白に変えた。創部100周年を記念し、昨年は春夏の甲子園大会を4度制した1930~40年ごろの白基調のユニホームを復刻したが、今夏は帽子も白にした。
広陵(広島)は昨夏から、伝統だった黒の帽子やアンダーシャツを白に変え、打者と捕手用のヘルメットも同じように白に変更した。
また、今大会は審判の体表温度と心拍数、運動量を測定する取り組みを初めて実施する。
ナイター試合を除き、同意を得た審判に体表温度を確認できるセンサーや心拍数と運動量を測定できる計測器を試合中に装着してもらう。得られたデータを分析し、今後の熱中症予防に役立てる。【長宗拓弥】
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