順延の綾羽主将「全員にスイッチ入った」 その瞬間とは 夏の甲子園

2025/08/07 13:22 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 第107回全国高校野球選手権大会は7日、阪神甲子園球場で予定されていた午前の部の2試合が天候不良が予想されるため、8日の夕方の部に順延された。

 春夏通じて初出場の綾羽(滋賀)は試合が順延となり、甲子園球場の室内練習場で約2時間の練習を実施した。千代純平監督が打撃投手をする中で北川陽聖(ようせい)主将(3年)らが打撃練習を実施し、投手陣は投球練習をするなど調整した。

 練習後の北川主将の主なコメントは次の通り。

 ◇綾羽・北川陽聖主将

 <雨天順延の受け止めは>

 最初は全員びっくりしていて、練習の冒頭も気持ちが落ち着かないところもあったのですが、集中できました。普段通りやるということは変わらないので、明日もいつも通りで臨みたいです。

 <練習中の監督からの指導が響いた>

 試合の日程が変わって、なかなか気持ちを持っていけないところがあったが、ふわふわしていてもダメだなと思って。その時に監督の言葉を聞いて全員にスイッチが入ったと感じました。試合に向けての調整はできたと思います。

 <夜の試合になるので生活リズムが変わる>

 きょうは朝5時ごろに起きていたので、明日に向けては睡眠や食事もしっかりとって、コンディションが大事なのでしっかりと整えたいと思います。

 <慣れないホテル生活は大丈夫か>

 自分たちは寮がないので、これだけ全選手が長く一緒にいられることは少ない。一緒に生活できる時間がうれしいです。

 <初出場初勝利に向けての思い>

 自分たちのチーム目標は甲子園で勝つことで、そこを達成するために目の前の一勝に向かって頑張っていきたいです。

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>