自国開催は「日本一速いメンバーで」 男子リレー決勝進出 世界陸上
◇陸上世界選手権(20日、東京・国立競技場)
◇男子400メートルリレー予選2組3着=日本(38秒07)
アンカーの鵜沢飛羽が体を投げ出すようにして3着でフィニッシュ。会場のビジョンで日本の男子400メートルリレーの決勝進出が確定した瞬間、地鳴りのような歓声が響いた。
故障の影響で調子の上がらないエース格のサニブラウン・ハキームを外した以外は、手堅い布陣だった。
1走・小池祐貴と2走・柳田大輝でバトンが詰まったが、大会前から主軸とされた3走・桐生祥秀、4走・鵜沢が仕事を果たした。
持ち前のカーブワークで桐生が上位に食い込むと、最後は鵜沢が抜けだし、3着争いを制した。
自国開催の世界選手権でのメダル獲得、バトンミスで途中棄権となった2021年の東京オリンピックの記憶の払拭(ふっしょく)を果たすために。日本陸上競技連盟強化委員会の編成方針は明快だった。
前村公彦ディレクターが「日本で一番速い4人でメンバーを組みたい、と考えていた」と明かす。
今大会男子100メートルの参加標準記録は、10秒00だった。
パリ五輪で準決勝敗退ながら9秒96をマークしたサニブラウンに加え、桐生は8月に自身8年ぶりとなる9秒台(9秒99)を出した。
さらに守祐陽、柳田に、16歳の清水空跳が10秒00と、男子100メートルの代表3枠を超える5人が参加標準記録をクリアした。
このうち、個人代表選出の優先条件である7月の日本選手権で決勝に残れなかった柳田と清水が個人代表から漏れた。
強化委ではその直後からリレーの主軸でありながら個人での代表権獲得に苦しむ柳田の選出の可能性を模索した。その結論がリレーの代表枠を使った清水、柳田の選出という異例の手段の活用だった。
全体5位での決勝進出となった。「日本で一番速いメンバー」の真価は最終日の決勝で問われる。【岩壁峻】
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