接戦の中で東邦・山田監督が感じた「気合」 高校野球秋季東海大会

2025/10/18 17:56 

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 高校野球の秋季東海大会は18日、愛知・刈谷球場などで開幕し、東邦(愛知3位)は掛川西(静岡2位)に2―1で競り勝った。

 19日の準々決勝で大垣日大(岐阜1位)と対戦する。

 試合後の東邦・山田祐輔監督の主なコメントは以下の通り。

 ◇東邦・山田祐輔監督

 試合前から接戦になると思っていた。走塁のミスでなかなか流れを呼び込むことができなかったが、守備が粘ってくれたことで勝利につながった。打撃の状態をさらに上げていきたい。

 <先発を託した朝倉陸投手について>

 気持ちが強い投手なので、やってくれると思った。球は悪くなかったが、慎重になりすぎていた。ストライクゾーンでどんどん押して、勝負できればさらによかった。

 <七回のピンチで伊藤悠真投手にスイッチした>

 これまではピンチの場面で自分のパフォーマンスを出し切れていなかったが、持ち味を出してくれた。県大会で自信をつけたのだろう。スピード表示以上に打者を差し込むことができる。

 <今井麗凰(れお)捕手が二回に顔に死球を受けたが、本人が希望し出場を続けた。一層大きな声を出し、安打も放った>

 これまでも彼がマスクをかぶって接戦を戦ってきた。死球を受けて、さらに気合が入ったように感じた。捕手が冷静に投手をコントロールすれば崩れることはない。

 <次戦に向けて>

 明日も競る展開になると思うので、無駄な失点をしないのが大切だ。

毎日新聞

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