「最高でした」 好救援に決勝ソロの甲府工・山下 秋季高校野球関東

2025/10/19 18:08 

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 高校野球の秋季関東大会は19日、甲府市の山日YBS球場などで1回戦があり、甲府工(山梨2位)は桐生第一(群馬1位)に1―0で勝ち、8強入りした。

 六回途中から救援した右腕・山下直太郎投手(2年)は3回3分の1を2安打、4奪三振、無失点。打っては七回に決勝の左越えソロ本塁打を放った。

 試合後の山下投手のコメントは以下の通り。【高橋広之】

 ◇甲府工・山下直太郎投手

 <七回にソロ本塁打>

 甘い所に来たらしっかり振ろうと思って打席に入りました。(打った球は)スライダーで、ど真ん中に来ました。感触的には最高でした。打った瞬間に行ったなと思って。

 <投げては九回に2死満塁のピンチを迎えた>

 (伝令から望月健監督が)「直太郎は投げきるしかないよ」と話していたと言われたので、あの場面はもう投げきるしかないと思いました。最後は真っすぐで打ち取りました。

 桐生第一さんという強いチームを0点に抑えられてすごく自信につながりました。次の花咲徳栄(埼玉1位)戦も自分の持ち味であるスライダーと真っすぐを投げ切りたいです。

毎日新聞

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