DeNA・相川新監督 1998年以来、リーグ制覇のカギは「投手力」

2025/10/20 16:51 

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 プロ野球・DeNAは20日、今季限りで退任する三浦大輔監督(51)の後任に、相川亮二ディフェンスチーフ兼野手コーチ(49)が昇格すると発表した。新旧両監督がそろって横浜市内で記者会見し、相川新監督は「三浦監督の作り上げたものをアップデートしていきたい」と抱負を述べた。

 相川新監督は1995年にドラフト5位で横浜(現DeNA)入り。攻守にわたり総合力の高い捕手としてヤクルト、巨人でもプレーした。2004年のアテネオリンピック、06、13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。

 引退後、巨人で指導者となり、22年にDeNAにコーチとして復帰。チームは昨季、レギュラーシーズン3位から26年ぶりの日本一を達成した。今季は2位でリーグ優勝はならず、三浦監督が辞任した。

 98年以来のリーグ優勝へ足りないピースは何か。三浦監督の「参謀役」として4年間、チームを間近で見てきただけに「投手力がカギになる。バッテリーで戦えれば、必ず優勝できる」と投手陣を強化ポイントに挙げた。

 現役時代にバッテリーを組んだ三浦監督は「お互いに対等に話をしてきた。コーチとして感じたことを遠慮なく出してほしい」とエールを送った。【牧野大輔】

毎日新聞

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