徳島大の低温培養室内で20代男性の遺体 大学関係者 口や鼻出血

2025/10/20 17:33 

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 20日午前10時50分ごろ、徳島市庄町1の徳島大学大学院薬学研究科付属医薬創製研究棟内で「20代くらいの男性が意識、呼吸のない状態で倒れている。出血がある」と119番通報があった。駆けつけた警察官らが同大関係者の20代男性がうつ伏せに倒れ、死亡しているのを確認した。

 徳島名西署によると、男性に目立った外傷や衣服の乱れはなかったが、口や鼻から出血していた。倒れていた低温培養室内には脳や心臓などの献体臓器が保管されており、室温は4度に保たれていたという。同署は事件と事故の両面で調べている。【山本芳博】

毎日新聞

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