日本生命・梶田監督、八回の盗塁に「何してんねんと…」 日本選手権

2025/11/11 19:54 

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 第50回社会人野球日本選手権は第11日の11日、京セラドーム大阪で準決勝があり、日本生命がNTT西日本に6―5で競り勝ち、決勝に進んだ。

 日本生命・梶田茂生監督の試合後のコメントは次の通り。

 ◇日本生命・梶田茂生監督

 しのぎ合いでどうなるか分からない試合だった。お互いに力を出し合った結果だと思う。投手陣は追いつかれても、そこからよく粘った。ただ、四死球はもっと減らさないといけない。決勝も勝ちたいが、一筋縄では行かないことは重々承知している。総力戦で戦いたい。

 <新人の中津大和選手が先制2ラン>

 ホームランの期待まではしていなかったが、ナイスバッティング。1年目から素晴らしい。(2番の)松本(渉選手)とともに、チームに勢いをつけてくれている。彼らのおかげで、ヒットでなくても点が入るというパターンが作れている。

 <決勝点につながった八回1死からの山田健太選手の盗塁について>

 サインではなく彼の判断。完全にタイミングはアウトで、走った瞬間に「何してんねん」と思ったのが正直なところ。

 でも、狙いを持ってやったことだと思うし、それが大事だと思う。大一番であれがセーフになるということが大事。

 「チャンスがあれば走っていい」と常に全員に言っている中で動いたわけだから、何も悪いことはない。

 <打線も大会を通して良くなってきているのでは>

 仮に打てない時でも、「次の塁を狙いなさい」とコーチがうるさく言ってくれている。それが、バッティングにもつながっている。バッティングが良くなったというより、そういう部分から派生して、思い切り振れるようになってきている。

毎日新聞

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