オリックスの「ラオウ」杉本が始球式で「昇天ポーズ」 日本選手権

2025/11/11 20:20 

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 社会人出身のプロ選手らが始球式を務める第50回社会人野球日本選手権大会の「レジェンド始球式」で、プロ野球・オリックスの杉本裕太郎選手(34)が11日第2試合の始球式に登場した。

 杉本選手はオリックスのユニホーム姿で登場。パナソニックからオリックス、巨人でプレーし、今季限りで引退を表明した近藤大亮さんから借りたグラブでマウンドに立った。振りかぶって大きな声を上げながらストライクゾーンに力強い球を投げ込み、右腕を突き上げるお決まりの「昇天ポーズ」で盛り上げた。

 オリックスの投手20人以上から助言をもらうなど入念な準備を積んできたという。「練習は裏切らない。ど真ん中にストライクが入ったので、120点です」と笑顔で話した。

 杉本選手は徳島商高、青学大を経てJR西日本に入社。2016年にオリックスに入団し、強打で活躍している。漫画「北斗の拳」のキャラクター「ラオウ」の愛称で親しまれている。

 社会人時代は都市対抗大会と日本選手権に1度ずつ出場。「社会人は思っている以上に熱い。学生時代よりちょっと冷めているのかと思ったら、今までで一番活気があって楽しかった」と振り返った。【円谷美晶】

毎日新聞

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