休場の横綱・大の里は左肩鎖関節脱臼 「1カ月間の安静加療が必要」

2025/11/23 16:35 

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 大相撲の横綱・大の里が23日、九州場所を休場した。「左肩鎖関節脱臼で1カ月間の安静加療が必要」との診断書を日本相撲協会に提出した。

 この日は千秋楽で、結びの一番で対戦予定だった横綱・豊昇龍は不戦勝。大の里は11勝3敗で、豊昇龍、関脇・安青錦とともに優勝争いの首位に並んでいた。

 大の里は2023年夏場所の初土俵以来、初めての休場。今場所は横綱となって初の連続優勝が懸かっていた。

 師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)によると、大の里は安青錦に勝った13日目の一番で左肩を痛めたという。

 二所ノ関親方は「今朝、稽古(けいこ)場で体を動かしてみたが、本人とも話して無理はさせず休ませることにした。千秋楽の休場なので大変申し訳ない」とコメントした。【林大樹】

毎日新聞

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