原辰徳氏「なるべくして殿堂入りの人格者」 栗山英樹氏に最大の賛辞

2026/01/15 20:59 

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 野球殿堂入り通知式のゲストスピーカーとして、栗山英樹氏が「憧れの人」と公言する前巨人監督の原辰徳氏(67)が登壇。原氏は「野球殿堂になるべくしてなった素晴らしい野球人、人格者である」と最大限の賛辞を贈った。

 栗山氏は決して体は大きくなく、現役時代も7年と短かったが、巨人の主力だった原氏にはその姿が鮮烈に記憶に残っているという。「左バッターであれほど踏み込みの強いバッターはいなかった。ガッツと向こうっ気のある、技術以上のものを試合で出せる選手だった」と懐かしんだ。

 現役引退後はともに監督として日本一を達成し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも世界一に輝くなど共通点も多い。原氏は2018年に殿堂入りしている。

 原氏は、13年に大谷翔平選手(現米大リーグ・ドジャース)が日本ハムに入団した際、投打「二刀流」での起用について栗山氏から相談を受けたことを明かし、「パ・リーグはDH(指名打者)もあるし、思い切ってできる。可能性を信じるのは素晴らしいことだ」とアドバイスしたという。

 その結果、大谷選手は才能を開花させ、今や世界に、「二刀流」とともにその名をとどろかせている。

 「勇気がいることだったと思う。でも監督としてそれを貫いたことはすごく素晴らしいこと」とし、「時には目線を合わせ切磋琢磨(せっさたくま)し、時には先生のように教育する栗山野球を確立させた」と「指導者・栗山英樹」としての才能もたたえた。【牧野大輔】

毎日新聞

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