甲子園の新定番? センバツでアルプスに響く「カリスマックス」

2026/03/29 09:00 

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 第98回選抜高校野球大会で3年ぶりに4強入りした大阪桐蔭の応援スタンドは、ある応援歌が流れると、ひときわ盛り上がりを見せる。

 阪神甲子園球場で27日にあった準々決勝。英明(香川)に3―3に追いつかれた直後の七回、2番・中西佳虎(けいと)選手(3年)の打席で、応援をリードする生徒が「カリスマックス」と書かれたボードを掲げた。

 すると、生徒からは悲鳴のようにも聞こえるほど興奮した歓喜の声が上がった。

 アイドルグループ「Snow Man(スノーマン)」の曲で、高速ラップや一気に曲調が速まるサビなどが交流サイト(SNS)で話題となっている。

 大阪桐蔭では選手からリクエストがあり、今大会の応援で新曲として加わった。吹奏楽部が原曲を生かしつつ、前奏から一気にサビへ向かうようアレンジ。チアリーダー部がスノーマンの「カリスマポーズ」を意識した振り付けで、サビ前の「ナンバーワン」の歌詞のタイミングで大きく立ち上がる。

 吹奏楽部とチアリーダー部は甲子園に来て初めて、音楽とダンスを合わせたという。

 チアリーダー部の清水芽依部長(新3年)は「知っている曲だと全校生徒の応援も盛り上がってくれる。チャンスや追い上げで流れる曲なのでチアの応援から加勢したい」と話した。この日もスタンドが一体となり、大声援が球場に響き渡った。

 今大会では花咲徳栄(埼玉)や八戸学院光星(青森)、神村学園(鹿児島)も応援曲に使っていた。

 花咲徳栄のダンス部の多田早佑梨部長(新3年)は「普段は『狙いうち』などの(定番の)曲が多い。はやっている曲はすごく面白いし、楽しいです」と話していた。

 高校野球の応援歌の新定番になるかもしれない。【高橋広之】

毎日新聞

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