横幅めいっぱい使って 新しい東福岡のカタチ 高校選抜ラグビー

2026/03/29 19:20 

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 ◇第27回全国高校選抜ラグビー大会準決勝(29日・熊谷ラグビー場)

 ◇○東福岡45―28東海大大阪仰星●

 キックオフ直後から出力全開だった。東福岡の選手たちは相手陣の深い場所からでも、右へ左へどんどんパスを回した。グラウンドの横幅をめいっぱい広く使って前進し、展開ラグビーで攻め込んだ。

 前半10分、パスをつないで揺さぶった相手防御の隙間(すきま)にCTB田島航喜(2年)が切り込んだ。先制トライを奪うと、チームは勢いを加速させた。WTB丸山晴矢(1年)が2トライを挙げるなど前半だけで計6トライ。「(体力が)空になっても攻めるぞ」と藤田雄一郎監督が指示した通りの猛攻撃で、一気に試合を決めた。

 準決勝敗退に終わった今冬の全国高校ラグビー大会(花園)を経て、新チームが始動した直後、藤田監督は選手たちに伝えた。「今年はアタッキング(攻撃)ラグビーで行こう」。昨年まで磨いた防御という土台の上に、もう一つの強みを築くことに今季は取り組んでいる。

 今大会は4試合を終え、全て30得点以上で勝利。司令塔のSO川添丈(2年)は「アタックは直接得点につながるし、成功して(トライが)1本取れると流れに乗っていける」と新しいスタイルに手応えを感じている。

 全国選抜大会の決勝で桐蔭学園と当たるのは3大会ぶり。前回は敗れており、雪辱を期す。「自分たちらしいアタックを見せたい」と川添。昨季とはひと味違う「ヒガシ」のラグビーで7回目の頂点をつかむ。【川村咲平】

毎日新聞

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