試された当落線上3選手 主力と差出た決定力 サッカー日本代表

2026/03/29 20:02 

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 ◇サッカー国際親善試合(28日、英グラスゴー・ハムデンパーク)

 ◇○日本代表1―0スコットランド代表●

 フレッシュな3人による高い位置でのプレスが効果を発揮した。

 日本は代表経験の浅い佐野航大、鈴木唯人、後藤啓介を前線で先発させた。前半途中から、彼らの圧力を受けたスコットランドは自陣ゴール方向へと引き、攻撃も単調になった。

 必然的に日本がボールを持ち、チャンスが増えた。

 だが、得点には至らない。シュートが相手GKの正面に飛んだり、わずかなパスのズレがあったりと、もったいないシーンが続いた。

 佐野航は「(得点の)嗅覚的なところが足りなかった。あそこでねじ込めるのが結果を残す選手」と悔やんだ。

 均衡を破ったのは、これまでの主力が次々と途中投入された終盤。決勝点を決めたのも代表歴の長い伊東純也だった。

 とはいえ、厳しい欧州予選を勝ち抜き、ワールドカップ(W杯)出場権を獲得しているスコットランドにアウェーで勝ちきった。これまでは引いて守る相手に対し、ゴールを最後までこじ開けられないのが日本の課題とされていた。チームとして一皮むけた一戦でもあった。

 後藤は「自分たちがつないだからこそ、後半は(疲れて)陣形が間延びした相手に対し、スカスカになった中盤を支配できた。自分たちのおかげで後半はずっと攻めた展開ができたと思う」。

 W杯メンバー入りへ「当落線上」と言われる若い選手たちは、もっと貪欲に結果を求めていい。【グラスゴー高野裕士】

毎日新聞

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